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まくら Ⅱ

 (昨日からの続き)

 落語の枕は起承転の3部門を統括したようなもの。

 起で、日常の話。
 承で、お客様に気づかれないように本ネタの準備。
 転で、ネタにひきこむ。
 ここまでがまくら。

 結はもちろん、ネタ。

 まくらは漫然とお客様に笑っていただければいいものではない。
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 といいながら、私も高座に上がるたびに勉強の日々。
 ここんところ、高座にさえ上がれていない。リハビリ中。

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 誰とは言わないが、まくらだけで45分以上語って降りてこられる師匠がいる。
 恐れ多いが、私はあれは落語といえないと思っている。
 これは私の主観だからひとからどうこう言われる筋合いはない。

 一度そんな落語会に、客として見に行ったことがある。
 とても疲れた。二度とその師匠の高座に行こうと思わない。

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 われわれは基本3分以内のまくらで十分だと思っている。

 ガチガチの堅いお客様へはサービスで小話を振ることはあってもいいと思うが、
 商店街寄席は3分で十分。

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 久しぶりに落語に関することを書いた。
 そこで明日は電脳Kさんのココロだー!

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2018年08月11日 22:05に投稿されたエントリーのページです。

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