(昨日からの続き)
落語の枕は起承転の3部門を統括したようなもの。
起で、日常の話。
承で、お客様に気づかれないように本ネタの準備。
転で、ネタにひきこむ。
ここまでがまくら。
結はもちろん、ネタ。
まくらは漫然とお客様に笑っていただければいいものではない。
------------
といいながら、私も高座に上がるたびに勉強の日々。
ここんところ、高座にさえ上がれていない。リハビリ中。
============
誰とは言わないが、まくらだけで45分以上語って降りてこられる師匠がいる。
恐れ多いが、私はあれは落語といえないと思っている。
これは私の主観だからひとからどうこう言われる筋合いはない。
一度そんな落語会に、客として見に行ったことがある。
とても疲れた。二度とその師匠の高座に行こうと思わない。
------------
われわれは基本3分以内のまくらで十分だと思っている。
ガチガチの堅いお客様へはサービスで小話を振ることはあってもいいと思うが、
商店街寄席は3分で十分。
============
久しぶりに落語に関することを書いた。
そこで明日は電脳Kさんのココロだー!