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まくら Ⅰ

 まくらはとても大切。

 もちろんプロの真似をする手もあるが、プロの間合い・呼吸はそう真似できるものではない。

 わかりやすいたとえが、
 起:大阪本町 糸屋の娘
 承: 姉は十六 妹が十四
 転: 諸国大名は 弓矢で殺す
 結: 糸屋の娘は 目で殺す

 起の部分。

 なにも知らない素のお客様に「えっ?」と「?」を植え付けなければならない。

 スピーチも一緒。結論は「お二人ともお幸せに。」でおわらせるのだが、あえて、
 「今、ボクシング界でスキャンダルが起こってます。」と入る。
 とうぜん客は「えっ?」となる。
 そこで間髪(かんはつと発音する。かんぱつは誤用。)を入れず、
 承:「ボクシングというものは」と受け継いで
 転:ボクシングとご多幸の関連に転ずる。

 そこで、本ネタに入る。できれば、結婚式のスピーチなら3分以内。

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 明日は「まくら Ⅱ のココロだー!」

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2018年08月11日 21:29に投稿されたエントリーのページです。

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