映画のDVDを結構持っている。
ディズニー・ファンタジー・ヒューマンドラマの類はナイ。
一番高額だったDVDは、『七人の侍』。
だけど、まだ観たことはない。
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『七人の侍』をテレビ画面で観ることにためらいがある。
「この作品はモニターで観てはいけない」
との心の声。
だったら買わなきゃいい。
その通り。
これはもうホモサピエンスが持っている業。
宗教のようなもの。一番近いのはお守り。
お守り。中を覗いてはいけない。
『用心棒』は何度もDVDで観た。
『椿三十郎』はラストの仲代達也との血しぶきシーンを繰り返し繰り返し観た。
三船敏郎が脇差しで仲代達也の胴体を斬り血が噴き出す。
あの部分だけでも、赤を出したかっただろう。
数年後『天国と地獄』でパートカラー(赤い煙)で演出する。
黒沢作品群との接し方は微妙に違う。
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いまだに理解出来ないのが『どですかでん』。私にはシュールすぎて評価出来ない。