午前10時の映画祭
一番観た回数が多い作品。3時間半を越える作品だがちっとも長いと感じない。
途中で休憩が入る。
休憩をはさんで前半と後半。
前半で7人の人物像を練り込んでいく。
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若いころは後半のスペクタクルシーンに惹かれたものだが、
年齢を重ねるにつれて全般のディテールに興味が深まってくる。
若いころは宮口精二のニヒリズムに惹かれたが、
今回は千秋実のカウンセラーとしての資質に興味を持った。
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『七人の侍』は白黒がイイ。
ラストの豪雨の中での戦いは白黒だからこそスクリーンからの圧が迫ってくる。
次回は『用心棒』で、その次は『椿三十郎』。
銀幕から目が離せない。