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天才を育てにくい現場

 先週土曜日の朝刊に数学の謎を解き明かした方の記事が踊っていた。

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 まだ現役教育者の頃。教育者仲間で駄弁っていた。
 その時、
 「天才を担任・もしくは見たことがあるか。」という話題になった。
 だれも見たことが無いと結論。

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 私個人的な話題になるが、天才を担任したことはない。
 ザックリ計算して35人クラス×38年=のべ1330人
 たかだか1300人に一人では数が足りない。
 ただ、教員が10人寄れば13000人の子どもたち。

 人事異動学校を含めて、百万人クラスになれば、ちょっとした話題も出てくる。

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 日本では、天才は出にくい。均質な教育環境を求められる。
 悪いとは思わない。
 翻って、現職でない、今老いた元教育者ても誇るべきイイ制度と思う。

 『グッドウィルハンティング』は映画だけで十分。
 そういえば、つい先日観た『ギフテッド』も天才少女が主人公だった。

 教育現場に天才は合わない。

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 京都大学の望月教授。日本の均質化された教育制度で育ってない。
 日本の教育現場・行政では無理。米国へ渡ってる。

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 かつて、
 『コーシーシュワルツの不逞式』
 『レオン・ハルト・オイラーのパズル』
を解いた天才がいた。

 日本にも紫式部・織田信長・関孝和等々の天才が出生している。

 彼女・彼らは教育行政を経てない。行政では無理。考えることが逸脱している。

 日本の教育制度はほぼ完成されていて、今それがちょうどイイ(と思う)。

 一人の天才より百万人の子どもたちの一歩前進。

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 とは、言うものの、北川景子のような百万人に一人の天才美形はとても評価する。
 無茶な自己矛盾。

 天才は伝説になる。

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 次回は『クロエ・G・モリッツ』のココロだぁ~。

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2017年12月18日 18:29に投稿されたエントリーのページです。

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