突然昔の友人からDVDが送ってきた。
(私にも旧友は居る)
DVDを整理しまくって居る時期に、送られてきたDVD。
友人も整理している途中発見したらしい。折角送られてきた。他の仕事をしながら流していた。
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アマチュアバンドの演奏会が次々登場。
と、突然「老松」がなる。
ふと目を向けると、30代前後の若手落語家が登場する。
なん30年前の私。こんな会場で落語やったことすら覚えてない。
で、しばし、聴きいる。
上手い。何がいいって滑舌がいい。ラ行もダ行もマ行も綺麗に発音している。
しかもスピーディでキーワードは漏らさず伝えている。
で、客あしらいが上手い。前のバンドでざわついている会場を、
あっさり5分程度で語り芸モードへ。
およそ350人程度を丁寧に静かにさせてネタに入っている。
ネタは『おしゃれな入院』。懐かしい。私が初めて作ったネタ。
「流し口調」と「たて科白」のバランス。
「たて科白」は稽古さえすれば誰にでもできる。
「流し口調」は稽古だけでは出来ない。資質がいる。
まだ、教えたことはない。教えたところで理解できる技能ではない。
内浜落語会では、・・・。止めとこう士気に係わる。
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ナルシストなのかもしれない。
自分の黄金の滑舌に嫉妬してしまった。呆然。
「昔はこんなに上手かったんだぁ。」
毎日技能が落ち続けている私。
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死んだ子の歳を数えてるような私。崩落しつつある黄金の滑舌。
(概ね、意味が違う(笑)。)
で、次回ガラリ変わって『オリエント急行殺人事件』のこころだー!