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アッバス・キアロスタミ監督

 アッバス・キアロスタミ監督特集がシネラであってる。
 浅学な私はそのイラン巨匠の監督を知らなかった。

 『ともだちの家はどこ』というマイナーな作品名だけは知ってた。
 
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 イランという近代文化の成熟していない社会に、こんな文化人が育っていることに驚く。

 失礼を覚悟して言えば、作品として体をなしている。
 商業作品を「良」として鑑賞している者にとって理解しがたいものがある。

 ただ、日光・場の設定・天気・風俗・役者が
 撮影現場であらゆる方向に散らばっているはずなのに。
 作品は一本に繋がっている。

 ジュリエット.ビノッシュ主演作品を観た。

 邦画のメガホンも取っている。
 (いい作品だった。役者のリアリティがモロに表現されている。言語の隔壁を軽く超えている。)
 どう越えたのだろう。

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 非常識を覚悟・非難を甘んじて受けるなら。
 彼の監督がAVを撮ったらどんな作品になるか。妄想が膨らむ。
 彼の国では、女性の地位なんて大きくない。ほとんどないと言ってもいい。
 そこにプロのAV女優で作品を作ったら・・・。
 (この場合のプロ女優というのは騙された女性でなく、堂々と演じている女優を指す。)
 
 性風俗をキリスト教感だけで観ていると、どうもおかしくなる。
 ほとばしる人類の性(さが)・本能としてとらえる。

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2017年07月15日 21:16に投稿されたエントリーのページです。

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