『ライフ』に関して、別考察。
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17歳当時の粗忽家勘朝。
映画が好きで好きで。
先に『エイリアン』を観た奴がネタばれや感想を吹きまくってるのを聞いた。
で、部活をサボタージュして(当時陸上部)観た衝撃は凄まじかった。
言葉で表現できない、夜も眠れない程の衝撃。
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今ほど情報ダダ漏れの社会ではなかった。
録画も出来なければ、レンタル屋もなかった。
とにかく映画館に行くしかなかった。
先に観た奴の駄法螺だけ耳にして、観た『エイリアン』。
多感な時期の私に、どれほどの衝撃を与えてくれたか。
S.ウィーバーにお世話になった。
彼女がパンティー1枚で宇宙服を身にまとうシーンで、3カ月もった(笑)。
当時確か500円の観賞代を3回はねん出した(ハズ)。
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『ライフ』
今時の17歳が観てもそれほど衝撃は与えてくれないだろう。
衝撃度という単純な尺度で測るなら、私の17歳の方が幸運だったと思う。
今時の「17歳の衝撃」は、どんなメディアが与えてくれるのだろう。
爺さんのいらぬお世話。