« 『ライフ』 (ネタばれなし) | メイン | アッバス・キアロスタミ監督 »

17歳の衝撃

 『ライフ』に関して、別考察。

 ============

 17歳当時の粗忽家勘朝。
 映画が好きで好きで。
 先に『エイリアン』を観た奴がネタばれや感想を吹きまくってるのを聞いた。

 で、部活をサボタージュして(当時陸上部)観た衝撃は凄まじかった。
 言葉で表現できない、夜も眠れない程の衝撃。

 -----------

 今ほど情報ダダ漏れの社会ではなかった。
 録画も出来なければ、レンタル屋もなかった。
 とにかく映画館に行くしかなかった。

 先に観た奴の駄法螺だけ耳にして、観た『エイリアン』。
 多感な時期の私に、どれほどの衝撃を与えてくれたか。
 S.ウィーバーにお世話になった。
 彼女がパンティー1枚で宇宙服を身にまとうシーンで、3カ月もった(笑)。
 
 当時確か500円の観賞代を3回はねん出した(ハズ)。

 ===========

 『ライフ』
 今時の17歳が観てもそれほど衝撃は与えてくれないだろう。
 衝撃度という単純な尺度で測るなら、私の17歳の方が幸運だったと思う。

 今時の「17歳の衝撃」は、どんなメディアが与えてくれるのだろう。

 爺さんのいらぬお世話。

About

2017年07月12日 20:07に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「『ライフ』 (ネタばれなし)」です。

次の投稿は「アッバス・キアロスタミ監督」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.32