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本・書籍

 本の処理、処置には困り果てる。

 捨てるには惜しい、売っても値段がつかない。
 人が「知」を発見して以来、知的財産は書籍に詰まっている。

 ただ、スマホが登場して、書籍の価値が雲散霧消してしまっている。
 スマホには大英博物館以上の「知」がタダで閲覧できる。

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 煮詰まった本棚を観るたびに捨てきれない煩悩に気付かされる。

 読んでくれる人がいれば喜んで譲る。
 
 譲られた人も迷惑。だと、解っていながら、なかば押し付けて譲る。

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 購入した時は、艱難辛苦してお金を工面して買った・・・。
 
 価値観・市場原理・兌換(だかん)制度の酷さに苛(さいな)まれる。
 ブックオフに持っていったらあっさり
 「誠に申し訳ございません。当店ではお引き取り出来ません。」
 

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 勘〇・楽〇に本を貰ってもらう。彼らの家の本棚がまた煮詰まる。

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 人類の「知」はとっくにAIに抜かれているのに、「知」≒「書籍」への憐憫に苦悩している。
 煩悩としか表現しようがない。

 

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2016年12月03日 21:44に投稿されたエントリーのページです。

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