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恋愛論

 こえびが<釣り>に来ているので、あえて、引っかかろう。
 このテーマに楽狐は力不足(笑)。

 恋愛論と言えば「ラカン」。全く解らなかった。
 普通の読者にも解らないと思う。

 「恋愛を最高の娯楽」と解くこえびの見解は、一面当たってる。
 ただ、娯楽ならばそこに4大要素。
 アゴーン・アレア・ミミクリー・イリンクスが欠けている。
 言葉の意味を説明していると、一週間かかるので割愛
 これは私の見解。

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 ここは一番、恋愛の権威。新明解の登場。
 ただ、新明解も≪版≫によって見解が異なる。

 初版
 「一組の男女が相互に相手にひかれ、他の異性をさしおいて最高の存在としてとらえ、毎日会わないではいられなくなること。」
 この表現力はスゴイ。

 「毎日会わないではいられなくなる」という状態から解るように、夫婦に恋愛は発生しない。

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 第四版
 「特定の異性に特別の愛情をいだいて、二人だけで一緒にいたい、出来るなら合体したいという気持ちをもちながら、それが常にはかなえられないでひどく心を苦しめる〈まれにはかなえられて歓喜する〉状態」

 「合体」がどのような状況かを想像するだけで中学生はイッテしまう。

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 第七版(最新版)
 「「特定の異性に対して、・・途中略・・二人だけの世界を分かちあいたいと願い、それがかなえられたといってはよろこび、ちょっとでも疑念が生じれば不安になると言った状態に身を置くこと。」

 辞書や表現は成長している。
 この文章に触れるだけでも新明解をもっててよかったと思う。
 第八版での表現が今から楽しみ。

 恋愛をポジに捉えると、娯楽と言ってもいい(かもしれない)。
 ただ、娯楽でやせ細ることは普通考えにくい。

 間違いなく言えるのは
 恋愛には若さが必要。

 恋愛は経験。
 成就しようが、敗れようが、経験豊富な方が、燻し銀がひかる。

 ながながしよを ひとりかもねむ

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2015年12月15日 18:59に投稿されたエントリーのページです。

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