おアシを払って下さるお客様は、
いわゆる普通人なんて観たくない。
わざわざ、交通費とご自分の時間を割いてきて下さるということを
演じる側がどう判断するか。
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解りやすい例が
見世物小屋。
今ではほとんど観ることが出来なくなった芸。
アレこそが、非日常の世界。
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隣に住んでるちょっとしゃべりがうまいおっさんを観るために
わざわざ自分の財産を払ってくれるお客様はいない。
親戚・縁者は来てくれる。
頼んで来てもらえる客は、お客様ではない。
で、2週間前の鴈次郎は普通でなかった。
10年に一度の芸だった。
ココの妙が解らないから、芸が止まる。
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バカは、テント・雀三郎・鶴笑の領域をトリップと見極めきれない。
なぜ、私がアルカリにそこまでこだわってるのかを理解出来ない。
そこは、かなりエキセントリック。
理解出来ないのなら、そろそろ自ら退場準備をしてた方がいい。
3年で「わからない。」ならこれから先ずーっと理解出るはずない。
お客様は普通の公務員・普通の銀行家・普通の研究者・
普通の政治家・普通の営業マン・普通の商売人を観に来ているのではない。
病的にまで落語にトリップしているバカを観に来ている。