アジアフォーカス福岡国際映画祭、作品。
インド映画。
インド映画特有の濃い俳優・突然の踊りなど入ってない。
司法の場を通した、インド社会の問題を淡々と描いてる。興味深く鑑賞。
社会的地位の高い、判事、検察、弁護士らの日常の生活。彼らも格差では上のランクだけど、一般庶民として小市民の生活をしている。
そこにカースト制があり、スラムで生活している民衆がいる。
入り組んだ、民族、数々の言語、宗教。
数億の人口。
劣悪な労働環境。
権力犯罪、そしてテロ。
商業映画として成功する作品とは思えないが、鑑賞後の気分は悪くない。
監督がいいのだろう。
老いた吟詠詩人が出てくるが、上手い。歌と詩が。朗々と謳う。
(コソボ映画に出てきたダンス少年を思い出す。題名忘れた。)
ライブで聴いてみたい。