小学生の頃
『マタンゴ』というSF 怪奇作品を観て、とても怖い思いをした。
円谷プロ。本田猪四朗監督。円谷英二特殊撮影監督。
もう一度観たいと思いながらいく星霜。半世紀近くたった。
それが、今回アジアフォーカス福岡映画祭にかかる。嬉、喜色。
たった一回のみ。ぽんプラザ。
この作品のキモは怪奇作品と言うだけでない。
当時の日本人の差別観念もある。
東南アジア、南太平洋に行ったこともないのに、
「彼の地域に対するステロタイプの観念」
民衆は腰みので、人食し、夜毎におどろおどろしい火祭り。
科学的な認識を持つこともなく、無教養なまま自己エリア外を差別していた、日本。
今西錦司や京都大学知識人たちは現地調査の上、南太平洋風俗を分析していた。
-----
まぁ、小難しい論は置いといて、半世紀前の日本人が想像をくして作った映画を、鑑賞したい。
-----
この映画のエキスが。
後のTV名作。
『ウルトラQ』
最高傑作
『怪奇大作戦』へと繋がる。
まぁ、スマホに夢中になってる限り、このツボを理解するのは、ほぼ無理。