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『禁断の扉』

 2009年インドネシア映画。

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 アジア映画は、一時韓国映画がTOPだった。
 『シュリ』
 『シルムド』
 あたりの時期は完全に抜かれていた。
 当時の日本映画の惨状は凄まじかった。

 ただ、映画人に国境はないから、ナショナリズムに煽られることはなかった。

 「おもしろければ、それでいいのだ!」
 このフレーズに異を唱える者は、映画人にはいない。

 『禁断の扉』
 インドネシア作品。

 結構な出来上がり。
 大学生のノリでなく、思い上がった映画人作でもない。
 あちこちに鍵と錠前がしつらえてあって、
 「簡単には解かせないゾ。」とパズルムービーになってる。
 
 もう一度観なくては解けない構造ナンダケド、商業映画ではないので、無理。

 こういった作品は失敗。

 鑑賞者は一回きりの鑑賞料で勝負している。
 監督のマスターベーション。に付き合ってるお金があったら、次の作品に払う。

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2015年08月17日 18:58に投稿されたエントリーのページです。

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