他の二人がせっせと落語ネタ日記表現してるのに、私だけはいつも他のことばかり。
逃げてるわけじゃないけど、落語を語れなくなってる。怖。
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2年間ほど、講演依頼をすべて任せていたら、一番困った状況になったのが、私。
「落語勘」があるのは理解していたけど、一番困ったのが「落語声」。
これには、往生した。
出そうとして無理すると、前回5月の高座のように、のどに負担がかかって咳き込む。
語るどころでない。
会話声で語って、落語が出るわけがない。
ここ数カ月、意図的に公民館周りをして、ようやく、声までは取り戻せた。
これが芸事の怖さ。
ちょっと油断すると、財産をごっそり持っていかれる。
勝負声。
取り戻せたからいいようなものの。
失敗したら、あとはない。