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二人の カトリーヌ

 ドヌーブを書いててふと思い出した。
 もう一人のカトリーヌ。

 私が中学生の頃だから、もう40年以上昔。
 カトリーヌが二人いた。
 一人は、カトリーヌ・ド・ヌーブ。
 もう一人。カトリーヌ・スパーク。

 おそらく、彼女を語れる人は「.1%」位なものだろう。

 ドヌーブがフランス映画の先鋒なら、スパークはイタリア映画の急先鋒。

 当時の大学生あたりの人気が凄かった。
 『狂ったバカンス』『禁じられた抱擁』『太陽の下の18歳』
 日活ロマンポルノがそのまま継承している。

 とても不思議なことに当時の成人映画に指定されてない。
 現に私は観ている。
 そうとうおませだった。

 当時はおかずという言葉はなかったが、かなりお世話になった覚えがある。
 媒体は記憶だけ。記憶力・想像力が鍛えられた。

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 彼女のその後を全く知らない。
 そこそこの女優としてしか、売れなかったのではないだろうか。

 余計なお世話で知らせてくれなくてもいい。
 私の中の永遠の小悪魔で十分。

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2015年05月19日 19:24に投稿されたエントリーのページです。

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