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橋下徹というトリックスター

 橋下徹の登場から退場までを俯瞰しながら、
 「どこかで見たよなぁ。」
 とずーっと考えていた。

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 誰にでもあると思う。
 ふと、街中で記憶のどこかにある人と出会って、
 「どこで会った人だったか・・・。」
 
 というやつ。

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 橋下徹。というトリックスター。
 彼の登場からの言動。

 ようやく思い出した。

 『ガリバー旅行記』
 世界で一番読まれてる書籍。
 子どもから大人まで誰でも知ってる。

 この書籍を児童文学と思っている方がいたら、とてつもなく大きな間違い。
 これこそ、イギリス文学界の真骨頂、風刺文学の最高峰。

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 中野好夫訳は難しい。
 平井正穂訳の方が、一般受け。

 橋下徹はスウィフトの模倣だと、確信している。
 彼がパイオニアだったらとても評価するが、二番煎じ。
 読めば解る。

 特に、何とかという巨人国との皇帝とのやりあいは、まさに大阪都構想の『型』になってる。
 卒論に書ける。

 『橋下徹とスウィフトとの近似性に関する着眼(もしくは一考察)』
  序論 
  第一章 橋下と、スウィフトの登場の社会的背景近似性
  第二章
  第三章 ヤフー国とyahooとの類似性
  第四章 ラピュタ国と都構想
  終章

 ほらもう骨格は出来た。
 
 どうぞご自由に。
 私は論文書いてる暇があったら、『三枚起請』の稽古か起業努力に追われてる。
 論文で飯は食えない。

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2015年05月20日 18:19に投稿されたエントリーのページです。

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