題名観て解る。
バリバリのSF。
SF作品を観るには、素養がいる。
能狂言鑑賞と似ている。
能狂言を観る時、右脳を思い切り作動させないと、ついていけない。
そのサーモスタットが働かないから、彼の芸を観ていると気分が悪くなる(主:語私)。
この作品も例に漏れない。
ただ、この作品の一番の失敗点は。
SF作品であるにかかわらず、フランス語で創られてるという所。
フランス語は聞いてて解るようにもっとも先進科学とかけ離れた言語。
ステレオタイプと言われようが、敢えて言うならフランス語は貴族趣味の連中が好むところ。
オリンピックや国際機関を俯瞰すればわかる。
宇宙科学作品にフランス語は似合わない。
人類のあらゆるしがらみを脱するところにSF作品は軸足を置いている。
富を世襲している者にSFの真髄は解らない。
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世界初の映画作品がSFで、しかもフランス作品だということは、百も承知。
そこを知らずに書いてるのではない。悪しからず。
作品内容は、忘れた。