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エネルギーにすりかえる。

 ネタが腹に入るのは個人的な問題。

 これは語り芸すべてに当てはまる。
 講演も同じ。

 講演内容がどんなによくても、それを語る人、話す人のプレゼンテーション技能が稚拙だと、聞いてる集団のリセプターの機能不全が起こる。

 要はネタとそれを語る人の力関係。

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 ウチでもあるけど、ネタの方があまりに面白いと、演者がそれに追いつかない。
 ネタ負けする。

 大きなネタを、それなりに演じるのにはそれなりのメモリーが必要。

 ネタを仕込むたびに、落語で飯食ってた先人たちの苦労に恐れ入る。

 どんなネタだろうと、恐れ入る。

 学生の頃はこれに気付かずやっていた。
 若さと言うエネルギーは底知れない。たかだか50年くらいの生きるエネルギーだけど、それは素晴らしい。

 「あと50年生きてみろ。」と言われても無理。
 20代の連中はそれを可能にするエネルギーがある。
 ほとんどがバカだけど、そのエネルギーは素晴らしい。

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2015年04月01日 20:32に投稿されたエントリーのページです。

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