ネタが腹に入るのは個人的な問題。
これは語り芸すべてに当てはまる。
講演も同じ。
講演内容がどんなによくても、それを語る人、話す人のプレゼンテーション技能が稚拙だと、聞いてる集団のリセプターの機能不全が起こる。
要はネタとそれを語る人の力関係。
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ウチでもあるけど、ネタの方があまりに面白いと、演者がそれに追いつかない。
ネタ負けする。
大きなネタを、それなりに演じるのにはそれなりのメモリーが必要。
ネタを仕込むたびに、落語で飯食ってた先人たちの苦労に恐れ入る。
どんなネタだろうと、恐れ入る。
学生の頃はこれに気付かずやっていた。
若さと言うエネルギーは底知れない。たかだか50年くらいの生きるエネルギーだけど、それは素晴らしい。
「あと50年生きてみろ。」と言われても無理。
20代の連中はそれを可能にするエネルギーがある。
ほとんどがバカだけど、そのエネルギーは素晴らしい。