下品な書様がある。そういったモノ顔をしかめる方はここで止めた方がいい。
では、下品OKの方だけ、さぁ出発。
伏線があるぞ。
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中学校の時(主語:私)
男子の他愛もないバカ話。
参加者全員14歳。全員バカ。
A 「女に産まれたら、得することがあるぜ。」
B・C・D・E 「何や?」
A 「自分のアソコ見ながら、マスかけるやん。」
B・C・D・E大爆笑。
Bは、A君のエロ話を笑った。
Cは、ありえない構造を笑った。間抜けおちに気づいてる
Dは、みんなが笑ってるから、その場の空気で笑った。単純バカ
Eは、笑ってるBDを笑った。ただ、なぜこんな笑いの質があるのか答えは理解できてなかった。
(Aがどの笑いを狙ってたかは、不明。ただ、14歳だから深いオチはナイ。)
当時14歳だったE君は、長じて28歳。『笑い』:ベルグソンという名著を読んで
ようやく、その答えに気づいて、はたと膝をうった。
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考え落ち小咄。
「わたしその犬に言ってるんです。」
のタイムラグ笑いは。
シャープな客が、遅れた客を笑ってる。
客が客を笑うという、ディープな構造。
『笑い』:ベルグソンを読むと、笑いの深さに驚かされる。
「考え落ち」は、とにかく深い。
ここまで読んで解らない人は
①岩井教授の近代文学論を聴講する。お金さえ出せばじっくり教授してくれる。
それを生業としてる。
黒岩涙香から教えてくれる。
②笑いに関する理解を諦める。グズグズ落語やってる時間がもったいない。
世の中にはもっと大きな世界がある。
世界・石・下着・擬音(オノマトペ)・PEZZ・釣り・等々
「あー、ね。」
14歳用語をいい大人が使ってるようじゃ、「考え落ち」はさっさと止めた方がいい。
下手な考え休むに似たり。