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『ゴースト』

 「あらん限りの愛を君におくるよ。」
 あまりにもベタなエンド。今じゃ通用しないけど、バブルの頃は日本人全員が浮かれてた。
 バブル当時の作品。
 毎朝日本人がはちみつで顔を洗ってた。

 ロードショーで観た。ダレと見たかはまだ言えない。関係者全員存命中。
  
 当時はとにかく【ゴージャス】。これにつきる。

 あらかたのストーリーは知ってるものの
 昨日見た『96時間Ⅲ』でかなり映画不審になってたので気持ちを引き締めるためにも再鑑賞。

 思ってたより、上々吉作品。
 ロードショーで観たころは、映画の後に、どうするか方に気が行ってた。
 とにかくバブル。なにもかもうまくいってた。

 サスペンス仕立て。
 答えを知っててみると、監督のこだわりが見える。
 脚本がいい。デミ・ムーアもいい。
 何と言ってもウーピーゴールドバーグのいかさまスピリチュアルがいい。

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 ただ、この作品を絶賛しまくった【クロワッサン】の功罪は大きい。
 「クロワッサン症候群」という無益な女性像を造り出した。

 どんな女性かというと・・・、
 例のKBCシネマにたむろするどうしようもない女性群。
 これ以上は「ピー」で発言しない。

 『ゴースト』の短髪・陶芸家女性。デミムーアは基礎が美形だからいいけど。
 黄金比がほとんどないと、ただの偏屈なおばさんになるだけ。KBCに行くといつもいる。
 彼女らはほぼ100%『ゴースト』の背後霊に取りつかれてる(笑)。
 また、抗議が来る。そこまで言わなきゃいいのに。確信犯。 

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2015年01月11日 17:33に投稿されたエントリーのページです。

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