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『96時間 Ⅲ』

 概(おおむ)ね、このような作品になるのではないかという見当をもって観に行く。
 当たれば、「どうだ!」だし、外れれば「参りました!」。
 文学作品にアプローチする見識。【読みとおしの眼】。

 ただ、ここまで当たるとゲンナリする。

 元CIA工作員。
 一人娘可愛さに犯罪をもいとわず、持てうる限りの暴力・謀略。
 秘密傍受・カーチェイス。
 ストリートアクション・リビングキッチンアクション。
 拷問・惹拷問。脱出。
   って、どんだけでもデティールは浮かぶ。素人でも。

 ほとんど当てた。

 ラストは確かデンゼルワシントンのアクションで観た。

 撮影費は結構かかってるかもしれないが、どうってことのない作品。
 ひねりも、伏線もない。

 =====

 さぁ、次はピアーズ・プロスナンの元CIA工作員作品。
 上述した条件以外を凄く期待してるんだけど、ダメだろうね。
 だいたいP.プロスナンを使う所から間違ってる。

 「じゃぁ、行くなよ。」だけど、これがアクション作品依存症の症状。
 もう、封切り日がプログラミングされてる。
 忘れたいけど、ハードディスクはドリルで穴開けない限り壊れない。

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2015年01月10日 17:31に投稿されたエントリーのページです。

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