12月。イラン映画にハマった。
シネラでイラン映画祭があってたからだけど、彼の国の映画完成度がこの領域に達してるとは思わなかった。
『バラン』
『ナデルとシミン(別離)』
イランの文化度がいかに深いかを知らしめてくれる。
そういえばイランの文明・文化度は3000年に及ぶ。ヨーロッパよりアメリカより長い。
中近東と言われる諸国は十字軍に蹂躙されるころから、アングロサクソンに破壊されてきた。
アラビアンナイトの文明をもつ。参照:『シンドバットの冒険』
映画にももちろん現れる。
女性の地位は家畜・昆虫並み。そこを作品に活かしてる。
作風はアメリカ・ハリウッドよりフランス・イタリア映画に近い。
簡単に言うなら、ユナイテッドシネマよりKBCシネマ。映画オタクの嫌味が臭う。クサイ。鼻につく。
褒めてない(笑)。
『別離』のエンディングは素晴らしい。客を席から離さない。