キャッチ
「今度のシュワルツェネッガーには”罠”がある」
確かに奇をてらった”罠”がある。
ただ、”罠”という表現に抵抗がある。
観賞後のスカッと感がない。
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『T1』をリアルタイム・ロードショーで観たことがある人には理解できる。
「何が起こった???」
シュワルツェネッカーが完全悪で終わるということは、映画観を完全に変えるということ。
人生が変わる。
『T1』の直後に『T2』が出て、客は全員納得した。
映画観。ひいては人生観までそうそう変えられてはたまらない。
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『サボタージュ』
観れば理解できるが、鑑賞後に後味の悪さがかなり残る。
“罠”があるけど、その罠は映画館を出るときには解き放たれる”罠”でないと、つまらない。
客が減る。
製作者は【客】を一番大切にしなければならない。
ドラッカーが語ってる。