単館上映。
これはB級作品と言うこと。
キャスト。フォレストウィテカーだけ知っている。
だめだろうなぁ。と半歩下がって観た。
ところが、ところが、良かった!
こういうことが起こるから、B級作品も侮れない。
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数年前
『19区』というSFエイリアン格差ムービーがあった。不思議な作品だった。
『19区』。背景はまさに「ケープタウン」。南アフリカ共和国の首都。
その時、おぼろげに、その首都の概要を垣間見た。
その経験が今回の視聴に活かされた。
(だから、映画はつぶさに観ておく。)
早いカメラワーク。
カット割り。
揺れるハンディカメラ。
ザックリ削り込んでるが芯をはずさない演出。
映像のラストの音源を次の頭にかぶせる。ココロにくい裏技。
イントロ:前半からは想像もできない、後半:エンドへの展開。
そこに社会的な問題提起を隠す。
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ただ、問題を大きく膨らませ過ぎてる、カナ。
F.ウィテカー。相変わらずいい。性格俳優の現代版。昔のR.ウィドマークみたいな(俳優)。
☆☆・・えーい、持ってけ☆。
久しぶりに☆三つ。
おススメ。
ビデオで観ると、きっと半減。