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経理がない不自然さ

 先日学生時代の苦虫話を書いていたら、
 「そういえば・・・」を思い出した。

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 2年経ったK君。3年に。そして、落研会長に。

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 内浜落語会の会長と違って、大学サークルの会長はさほど権限はない。
 だが、K会長は権限を掌握にかかる。見事失敗(笑)。

 K会長の路線に誰も着いていかない。
 会長落としの策略が起こる、落研なのに(笑)。

 落研自治の良かった点は、K会長のようなエキセントリックが出てきたときに予算執行権を会長に持たせてなかったところ。

 結局K会長は新入生を多く集めたという実績だけ残して退任。
 ただ、多く集めた割には才能ある新入生は一人もいなかった。
 その頃の議事録がおそらく件の落研に残ってるハズ。

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 その経験を活かして、内浜落語会には会計そのものがない。
 運営費もなければ予算もない。決算も要らない。

 新聞記者から
 「これだけの活動実績があるのに、経理がないのは不自然です。資金の出所は何処ですか?」
 と詰め寄られた。
 
 会費や所属委託金を取ってると、必然的にそこに説明責任が生じる。アカウンタビリティー。

 会員は全員(除く:勘人、自立してない者は携帯取り上げられて当然。)交通費も飲食代も自腹。
 その代わり、稽古は全員から付けてもらえる。
 ただ、凡人には会の運営費もなくて、ココまでの活動が残せるのが理解出来ない。

 妙法寺からも、唐人町商店街からも、あれだけ世話になってるのに、金銭的な請求をされたことがない。ここも凡人には理解出来ない。
 内浜落語会の奇跡の源泉。

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2014年09月11日 18:32に投稿されたエントリーのページです。

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