« 福岡モーターショーで考えたこと  Ⅱ | メイン | 『玄海つれづれ節』 »

『燃えよドラゴン!』

 予想していたが、57歳のおっさんにこの作品でエクスタシーは無理だった。

 この程度で、見事なカタルシス・絶頂感を味わってた16歳があったことに驚き。

 --------------

 ただ、この作品は駄作ではない。

 イロイロあるけど、上げるなら3つ。

 ① ブルースリーという映画界に天才俳優がいた。という事実。

 ② 彼が不遇のまま、映画大爆発の直前、謎に包まれたまま死亡している。という事実。

 ③ 香港映画と言うジャンク映画界が突然発酵する土壌があった。という事実。

 --------------

 ジャッキーチェンも、CGも、ワイヤーも何でもかんでも知ってる若者には、こんな映画に酔いしれてるオッサンを理解出来ない。

 この作品が映画界に及ぼした影響は、おそらく電卓では計算できない桁が付く。
 
 -----------

 後発映画の30%は影響受けている。パテント払うと一〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇円。前後
 
 -----------

 アップルの社長は確かに凄い。IBMの社長も凄い。

 でも、稼ぐはずだったの額は、李小竜といわれた香港の青年も負けてない(と思う)。
 反論は要らない私見です。

 そんな彼のたった四作しかない最優良作品。
 『燃えよドラゴン』
 邦題名もいい『Enter the Doragon』(ドラゴン登場)じゃしまらない。

 「わけぇ―奴らに、わからねぇーだろう。」(談志口調)

About

2014年01月28日 18:47に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「福岡モーターショーで考えたこと  Ⅱ」です。

次の投稿は「『玄海つれづれ節』」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.32