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『ゼロ グラビティ』 2

 この作品を特徴づける撮影がある。
 徹底してこだわってる無重力。

 映画はSFを追求して発展してきた。

 あり得ないシーンで、客を唸らせる。

 スペーストリップムーヴィ。
 STM(私の造語)でどうしても矛盾するのが無重力。
 撮影が地上で行われるため、その呪縛からは逃れられなかった。

 キューブリックの凄いところはそれをCG無しで撮ったところ。

 技術は進歩する。
 『ゼログラビティ』では余すところなく無重力を表現している。

 ラストでは、重力にあえぐ。

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 とても印象深いシーンがある。

 
 コクピットが子宮になり、サンドラ・ブロックが胎児として浮かぶ。
 へその緒まである。
 シルエットがとても美しい。

 『2001年』スターチャイルドへのオマージュ(と読んだ)。

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 なんだかんだ言って、結局『ゼログラビティ』評価☆☆1/2程度まで上がった。

 ただ、どうしようもないミスキャスト。
 ジョージ・クルーニー。
 彼の俳優人生の中で最悪の演技。この作品の品格を一人で下げてる。
 観れば判る。

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2013年12月15日 17:34に投稿されたエントリーのページです。

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