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子どもの可能性 2

 子どもだろうが、大人だろうが他人さまを評価するのはとても難しい。
 教育者にみに許されてる権利。

 この場合の教育者というのは学問・仕事・芸事・労働・生活・医療・福祉すべてを含む。

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 評価は、時に本人(被評価者)の尊厳にかかわる。

 可能性を加味しながら評価する。

 医者が
 「あと3カ月。可能性は半年はあります。」
 といった評価(医者の場合『診断』)を出した時と、

 教師が
 「今はダメだけど、君の可能性は限りない。」
 「やれば、出来る。」

 といった評価は期待値が異なる。

 医者は評価がしくじると、裁判沙汰になる。

 教員の評価で裁判になったことはない。
 通信表・通信簿に【C】を【AA】にしても、クレームは来ない。
 そんなもん。

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 「それを言っちゃぁ、おしまいよ。」の世界だが、思いっきり持ちあげておいた方が丸く納まる。

 で、不思議と伸びる子もいる。
 ただ、伸びないという現実の方が圧倒的に多い。

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 「君の可能性は無限に広がる。」に浮かされた青年層が増えている。
 ニートと言われる生き方と見事に重なってる。

 「君の可能性・・・」の悪しき側面(だと思う)。

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2013年11月26日 19:32に投稿されたエントリーのページです。

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