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子どもの可能性

 「子どもははかりしれない可能性を持っている。」
 と戯言(ざれごと)を言う教育者がいる。
 偽善。

 98.5%の子どもの可能性は測り知れる。
 (己のレベルで行ってるだけ。反論は要らない。)

 ところが、たま~に。
 ホントにたまに。
 コイツは・・・・。という輩(ヤカラ)が出てくることもある。

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 マスコミスレスレ情報。載らないと思う。


 事もあろうに、小学生が黒色火薬もどきを作っていた(驚)。

 まだ有機化学の知識すら持ってない、亀の子六角形モデルも知らないのに。

 本人いわく、
 「ネットで調べた。」
 にしては、硝〇Kだとか、〇黄だとか、木〇だとかの混合比は概ねあってる。

 着火装置(雷管)が着火マンと言うのが笑える。
 着火マンから足が付いた。

 着火マンを分解すると、技術の高レベルメカニズムが登場する。
 日本人ならではの発想。

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 コイツ、厳しくお灸をすえられていた(らしい)が、コイツの可能性を摘んでいいのだろうか。
 初等自然科学教育に携わる者として(笑)、この子は宝だと思うが。
 生徒指導上看過できない。

 ただ、火起こしは、原子力の始発点に違いない。
 「子どもの可能性は限りがない」
 コンマゼロ以下の子どもには当てはまる。
 オッペンハイマーという人類不倶戴天の芽は摘んでおかないと、人類の存亡にかかわる。 

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2013年11月25日 19:40に投稿されたエントリーのページです。

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