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伝説

 ローカル団体だけど、落語の依頼が結構来る。

 ギャラが多ければ、東京師匠方へ、半端な交通費なら、ウチの連中へ。

 
 「私どもでは、数年前までいわゆる『荒れた教育現場』で、古典芸能を味わうことがまったくありませんでした。数年ぶりの観賞会になります。・・・・。」

 依頼文から、切実な現場が想像できる。

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 師匠方を呼ぶ交通費は、出ない。
 〇心・〇楽に、〇投げするのは、切ない。
 修羅場は避けられない。

 【3ない】状況。

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 そこで、ひさびさ登板。火だるま覚悟。

 打ちひしがれて病気にならない程度、頑張る(笑)。

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 子どもに責任はない。演者にも責任はない。行政は、仕事だけ(予算履行)はやっている。

 『無関係な無責任空間』の典型例。

 しくじっても、だれも責任とらない。
 けど、やっぱり演者の責任の噂は広がる(苦)。 

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 慰め
 「ウチの師匠だって、ヤンキー学校じゃ全くウケなかったんだから。ウチの師匠がだよ!」

 H師匠から聞いた、神様とも言える師匠の逸話。
 これを「伝説」という。

 伝説にならないように演ろう。

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2013年10月10日 19:30に投稿されたエントリーのページです。

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