ローカル団体だけど、落語の依頼が結構来る。
ギャラが多ければ、東京師匠方へ、半端な交通費なら、ウチの連中へ。
「私どもでは、数年前までいわゆる『荒れた教育現場』で、古典芸能を味わうことがまったくありませんでした。数年ぶりの観賞会になります。・・・・。」
依頼文から、切実な現場が想像できる。
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師匠方を呼ぶ交通費は、出ない。
〇心・〇楽に、〇投げするのは、切ない。
修羅場は避けられない。
【3ない】状況。
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そこで、ひさびさ登板。火だるま覚悟。
打ちひしがれて病気にならない程度、頑張る(笑)。
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子どもに責任はない。演者にも責任はない。行政は、仕事だけ(予算履行)はやっている。
『無関係な無責任空間』の典型例。
しくじっても、だれも責任とらない。
けど、やっぱり演者の責任の噂は広がる(苦)。
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慰め
「ウチの師匠だって、ヤンキー学校じゃ全くウケなかったんだから。ウチの師匠がだよ!」
H師匠から聞いた、神様とも言える師匠の逸話。
これを「伝説」という。
伝説にならないように演ろう。