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『ハリーポッターと賢者の石』

 宮沢賢治。
 日本で一番読まれている、国民的作家。 

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 国語の教科書で
 『風の叉三郎』
 『どんぐりと山猫』
 『やまなし』
 『銀河鉄道999』うそ(笑)。『銀河鉄道の夜』
 ほとんどの日本人が彼の作品に接している。

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 彼が何故これほど、日本人に親しまれているのか、詳細は知らない。
 出版社受けは確かにいい。

 オノマトペと比喩が理解しやすい。小学生にもわかる。

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 意外と知られてないが、彼の物語には鉱石がとても多く利用されている。

 地質学者・鉱物学者からのウケもいい。

 世の中には余程彼の作品を読んだ人がいる。

 実に28種類以上の鉱物が彼の作品に登場してる。
 『宮沢賢治はなぜ石がすきになったのか』という書物まで上梓されている。

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 彼が育った、宮城県北上川の中流に行った。
 
 寒村で遊ぶところは川しかない。福岡の中洲で遊ぶのとは訳が違う。

 河原の石ころに、柘榴石だの雲母だの含まれている。

 興味を持つはず。それ以外何もない。

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 宮沢健二の視線は、下に向いていた。


 日本一読まれている作家になっていなかったら、鉱石:水晶(ハリ)掘りになっていたらしい。
 いかにも山師らしい彼の生き様。

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 『ハリ掘りと賢治の石』
 というしょうもないオチ。


 ※ハリ:水晶の俗語。『瑠璃もハリも・・・・』 

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2013年10月03日 18:50に投稿されたエントリーのページです。

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