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接続助詞 「~し」

 若者言葉の「〇〇し」を頻繁に耳にする。

 〇〇に語形変化する、動詞・形容詞・形容動詞の終止形
 「する」「寝る」「食べる」「速い」「赤い」「きれいだ」等々が入る。

 もともと、関西でよくつかわれていた。

 上方言葉の全国区にともなって、広まったと考察している。

 どうも、馴染まない。

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 九州田舎の子どもが
 「知らんし。」「行くし。」「せんし。」「早かし。」など音便変化方言混じりで使うのはとても違和感がある。

 ちなみに「せんし。」は大阪人にも通じないだろう(笑)。

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 生活で使用するのはどうこう言わないが、落語は別。
 いっぺんで噺が崩れる。
 くれぐれも使わないように。二度と稽古に付き合わんし。

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2013年09月22日 18:50に投稿されたエントリーのページです。

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