愚かな体験談から。
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教職に就いた約３５年も昔。
社会科見学でＮ自動車九州工場の見学引率に行った。
「Ｎ自動車工場の売りはロボットが製作している」という情報ｇｅｔ。
当然田舎大学を出たばかりの私はロボットが車を製作していると信じ込み、工場見学へ。
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私が想像しているロボットと安川電機（今も昔も世界一のロボット製作企業）のロボットとは隔世していた。
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ロボットの定義はよく知らんが、２０世紀少年団は【アトム】【プルート】【鉄人２８号】【ゲシュヒト】百歩譲って【キカイダー】まで。
二足歩行もしない、敵も倒さないで、溶接だけを黙々としている機械をロボットとは呼ばない。
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映画に戻って、当時『ロボコップ』という名画が出た。
そう、これこそロボット！ロボットムーヴィー。
後発作品に多大な影響を与えた。
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『ロボコップ』が発表されてもう四半世紀経つ。
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そういえばロボコップが発表される背景はデトロイトの治安悪化があった。
そのデトロイトが破産した。
映画が見事に２５年後を予言している。
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デトロイトでは、今リアルタイムでマーフィーと名付けられたロボットが治安を維持している。
観光資源になる。