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俳優としての北野 武。

 北野武の才能は大橋巨泉、前田武彦を超えると思う。

 マルチタレントとして少なくとも昭和という時代では、歴史に残る。

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 で、彼が役者としてどうか。

 とても比較しやすい客観的事実を残している。
 確信犯としてリメイク作品を残している。

 『座頭市』
 『点と線』
 『鬼畜』

 他にあるかもしれないけど、これだけで十分。

 勝新太郎
 緒方拳
 の足もとにも及ばない。比較するのも畏れ多い。
 山崎努、松方弘樹の後塵にまみれてる。

 本人が監督してるから、一番知ってるのだろうけど、役者としては結構凡庸。美しさにかける。

 彼の監督作品をあまり知らないけど、残された人生があまりないから、観ない。


 ツービートとしての漫才はピカイチ。
 当時笑った笑った。

 役者としてはいかりや長介とあまり変わらないレベル。

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2013年05月13日 20:41に投稿されたエントリーのページです。

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