このシリーズも最後。
大団円となるか。
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究極の御意見番。
精神科医の登場。
どうもこの辺りの、結論は学者じゃなくて、臨床医と言うのが最近の流れ。
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「子どもが親の後を継いだり、家のために生きる『親孝行のモラル』が尊重された時代があったのは事実でしょう。
ただ、そういった時代は、半面、子どもにとっては自由の束縛かされる厳しい時代だったのです。」
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結論は、多くの自治体は『親孝行賞』は止めた。
ただ、自発的にやめると、商工会議所のメンツもあるので、
「いたしかたないが、止める」
ことで決着がついた。
とどめを刺したのは、以外にも小泉純一郎だった。
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平成の大合併で地方自治体の多くが、合併の煮え湯を飲んだ。
で、『親孝行宣言の街』首長は胸をなでおろした。
大合併先の大きな自治体は、
母子家庭差別だとか部落差別だとかそんなやすっぽい社会意識
は、持ってない。
で、立ち消え。
自治体首長は落とし所が出来て、表面上は渋い顔しながらも、これ以上紛糾せずに、喜んだ。
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ただ、合併してもらえなかった矮小自治体は、恥ずかしながら『親孝行宣言の町』を撤回できずにいる。
痛々しい自治体がどこかは、自分で調べる。(お終い)。