この秋観たかった映画の№1。
「おそらくこういった内容だろう」と予想していたら、ドンピシャリ当たった。
でも、いい。
リュック・ベッソンだから、許される。
一言で言うと、『褐色のニキータ』。
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私見だが、ここ20年で一番リメイクされた映画は、『ニキータ』に違いない。
『アサシン』(ハリウッドの『ニキータ』)
『キル・ビル』(タランティーノの『ニキータ』)
『ハンナ』(白い『ニキータ』)
そして、『コロンビアーナ』(褐色の『ニキータ』)
もちろん『ニキータ』の完成度が一番だが、そこそこ、どの作品見ても楽しめる。
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『コロンビアーナ』
見処満載。
少女の逃亡シーン、刑務所内での殺人、殺戮シーンも、ハイテクシーンも退屈しない。
つくづく、リュック・ベッソンの枯渇しない才能に敬服した。
とは、いっても『ニキータ』『レオン』と相似形のカットがあちこち見られる。
それでも、リュック・ベッソンなら許される。
ただ、ラストは凡庸。
作品でぐいぐい引っ張ってくれたから、余計ラストでがっかり。
フランス映画っぽく終わらせてほしかった。
個人的には『レオン』のラストが秀逸。
でも、おススメ。☆☆1/2。
単館上映。博多駅までどうぞ。