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『コロンビアーナ』

 この秋観たかった映画の№1。

 「おそらくこういった内容だろう」と予想していたら、ドンピシャリ当たった。
 でも、いい。
 リュック・ベッソンだから、許される。

 一言で言うと、『褐色のニキータ』。

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 私見だが、ここ20年で一番リメイクされた映画は、『ニキータ』に違いない。
 『アサシン』(ハリウッドの『ニキータ』)
 『キル・ビル』(タランティーノの『ニキータ』)
 『ハンナ』(白い『ニキータ』)
 そして、『コロンビアーナ』(褐色の『ニキータ』)
 
 もちろん『ニキータ』の完成度が一番だが、そこそこ、どの作品見ても楽しめる。

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 『コロンビアーナ』
 見処満載。
 少女の逃亡シーン、刑務所内での殺人、殺戮シーンも、ハイテクシーンも退屈しない。

 つくづく、リュック・ベッソンの枯渇しない才能に敬服した。
 とは、いっても『ニキータ』『レオン』と相似形のカットがあちこち見られる。
 それでも、リュック・ベッソンなら許される。


 ただ、ラストは凡庸。
 作品でぐいぐい引っ張ってくれたから、余計ラストでがっかり。
 フランス映画っぽく終わらせてほしかった。
 個人的には『レオン』のラストが秀逸。
 でも、おススメ。☆☆1/2。

 単館上映。博多駅までどうぞ。

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2012年09月03日 18:56に投稿されたエントリーのページです。

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