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鯉昇師匠からの手紙

 鯉橋師匠の独演会を打つことになった。

 で、鯉橋師匠の推薦文を厚顔にも鯉昇師匠にお願いした。
 鯉橋独演会のビラに載せる。


 本当なら未公開の推薦文ですけど。
 日記ご来場のお客様に限って、お披露目いたします。なんだか少し得した気分を味わってください。
 約6時間前に届いた鯉昇師匠からの手紙に同封された原稿です。他言しないように気を付けてください。

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 「お前ぇ、口は堅いかい?」
 「堅いよぉ俺は、信じてくれていいよぉ。」
 「じゃぁ話すけど。」
 (『紙入れ』のマクラ与利)
 以上のようにならないように。

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 「第1回瀧川鯉橋独演会」ビラより

 「紋付からゆげの立つ出来たての新真打ち
 昔の顔の現代青年
 あつくもなく さむくもなく
 ゆっくりと、そしてゆったりと、
 刻の流れに身をまかせ、
 気付いたら「熟睡」ってな事の無いように、
 鯉橋の噺に
 おつきあい下さい。」
 瀧川鯉昇

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 いいなぁ。
 私にもこういう師匠が欲しかった。師匠がいなかったから勘朝落語は屈折している。

 だから、私に落語を教わる者はどこか屈折している。

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2012年07月27日 19:37に投稿されたエントリーのページです。

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