鯉橋師匠の独演会を打つことになった。
で、鯉橋師匠の推薦文を厚顔にも鯉昇師匠にお願いした。
鯉橋独演会のビラに載せる。
本当なら未公開の推薦文ですけど。
日記ご来場のお客様に限って、お披露目いたします。なんだか少し得した気分を味わってください。
約6時間前に届いた鯉昇師匠からの手紙に同封された原稿です。他言しないように気を付けてください。
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「お前ぇ、口は堅いかい?」
「堅いよぉ俺は、信じてくれていいよぉ。」
「じゃぁ話すけど。」
(『紙入れ』のマクラ与利)
以上のようにならないように。
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「第1回瀧川鯉橋独演会」ビラより
「紋付からゆげの立つ出来たての新真打ち
昔の顔の現代青年
あつくもなく さむくもなく
ゆっくりと、そしてゆったりと、
刻の流れに身をまかせ、
気付いたら「熟睡」ってな事の無いように、
鯉橋の噺に
おつきあい下さい。」
瀧川鯉昇
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いいなぁ。
私にもこういう師匠が欲しかった。師匠がいなかったから勘朝落語は屈折している。
だから、私に落語を教わる者はどこか屈折している。