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『アメイジング スパイダーマン』

 リメイク版を作る時に注意しなければならないことが3つある。

 ①前作が作られてからの経過時間。
 ②前作:オリジナルとの違い・エッジを明確にする≒差別化
 ③前作の主演を越えるだけの役者

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 ①について
 時間がまだ経っていない。前作のぬくもりが残っている。

 前作を観た幼稚園時は今小学6年生。
 前作を見た小学生は、中学生。
 前作の残像がたっぷり残ってて、それほど驚かない。

 ②について
 ほとんどが前作のなぞりだ。これは!と驚くようなコンテンツはなかった。
 クモ糸を出すオリジナリティだけ。これだけでリピーターは満足しない。

 ③について
 スパイダーマン(ピーターパーカー)といえば、トビー・マグワイヤーという役が浸みこんでて、新人俳優には荷が勝ちすぎる。ショーンコネリーとジェームズ・ボンドとの関係。

 メリー・ジェーン(MJ)役は今回の方が良かった。

 サリー・フィールドが脇で出てるのには驚いた。

 で、見どころは、なかった。
 敢えて言えば、ラストのワンショットはカッコ良かった。
 あのカットは映画でなければ観られない。DVDさえ出れば誰でも観られるんだけど。
 『2』へ繋げてる。
 くやしいけど、観るしかない。 

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2012年07月08日 17:13に投稿されたエントリーのページです。

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