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読み聞かせ

 【読み聞かせ】という行為があちこちで行われている。
 学校や公民館に、校区在住のボランティアが出向いてやっている。不思議とおばちゃんが多い。

 ここで、また勘朝の天下御免意見。
 「読み聞かせる」という表現は間違ってる。不遜な表現。


 我が子に親として躾けるために、いい聞かせたり、読み聞かせたりする行為はいい。
 だが、他人さまに言い聞かせたり、読み聞かせたりするのは、いい迷惑。
 教師が読み聞かせるのは、その権利を親から委譲されてるからいいい。
 となりのおばさんが読み聞かせるのはおかしい。
 
 ときどき、【読み聞かせのおばちゃん】が朗読に来るが、自己満足型が少なからず、いらっしゃる。
 ご本人はボランティアで行ってやってるという意識だろうが、素人の音読は聴くに堪えない。

 発声練習して、滑舌の稽古して、腹式呼吸で、目配りの稽古も重ねて行く、くらいの緊張感がなければ、【読み聞かせ】という行為は出来ない。

 手荒に言えば、下手の音読に付き合ってるヒマはない。
 ボランティアで【読み聞かせ】に行ってる方、内浜落語会連中を目にしたら、体調不良を理由に止めた方がいい。

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 もちろん、教師にもヘタはいるが、5年以上教員を経験してる者は間違いなく、声だけは通る。
 しかも、眼で集団を押えるスキルを身についてる。でなきゃ、担任はやってられない。
 プロ教師をなめちゃいけない。

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2012年07月03日 19:00に投稿されたエントリーのページです。

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