【二足のわらじ】をはくのは、とても大変。
【一匹の兎】さへつかまえられずに、徒労感に苛まれる。
タレント アスリートと騒がれてるだけまだいい。
何にも起こらないまま、お騒がせ出来ないまま、ため息ついてるのが凡人。
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「私、若かった頃思い出すと、とても腹が立つの。」
「ふーん。何があったの?」
「何にもなかったのよ。」
(この小咄は最後の一言が難しい。あまり真に迫って演ると、一気に場が冷める。笑えない方が増えているということ。
「何もなかったのよ!!!」と突き放して演るほうがウケる。)
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この小咄の現実は、とってもさみしい。
ネットで叩かれるくらいがちょうどいい。
ささやかれなくなったら、さみしい。
お笑いの努力を称(たた)えるくらいの、懐(ふところ)があってもいい。