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典型例

 大阪府警の失笑をともなう、大失態。
 あちこちのニュースになってるから、詳細は省くが。
 警察官が証拠を無くして、自分で証拠品を買ってきた。
 証拠品まで買い物にしている。

 つまり、警察や検察が証拠を操作・ねつ造するというのは日常茶飯事。
 いまさら腹立てたって仕方がない。権力側にとってはそれが、伝統・風土・歴史になってる。

 『東電OL殺人事件』でも、証拠は15年間。検察側にあって、弁護側には手の下しようがない。

 証拠開示請求を何年も繰り返して、いやいやながらに出す。
 飛躍的に進んだDNA鑑定が、奴らにとって想定外。


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 再審決定が出た後の、検察のコメント読んで、眼を疑った。
 「(再審決定に)到底承服しかねる。」だと。
 人権感覚も、善悪の識別・鑑定・鑑識力が全くない。小学校の道徳の授業からやり直し。
 10歳児の小学生でも『正義』が何かは知ってる。
 権力汁につかりすぎて、眼が曇ってる、眩(くら)んでる。


 彼らの眼は、おそらく金壷眼(かなつぼまなこ)の理解しようのないどんよりした眼をしているに違いない。
 見つめられただけで、震え上がる。蛇の眼。

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 『外事警察』のセリフ。

 北のスパイが公安に騙されて、連れてこられる。そこでの一言。

 「それだ、それが公安が人を騙す時の眼だ!」

 このセリフに背筋が凍った。正鵠を得ている。

 渡部某にはちょっと難しい眼だった。蟹江敬三にしか出せない眼光。典型例。

 ゴビンダ元容疑者はその眼に15年間苛まれてきた。

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2012年06月11日 18:31に投稿されたエントリーのページです。

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