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『ドラゴンタトゥーの女』

 原作と『セブン』を見直していくと、もっと楽しめるハズ。

 単純に言えば、バイキング(北欧民族)の末裔一族がやらかした、『犬神家』物語。
 ただ、バイキング末裔らの名前は覚えられなくて、往生する。発音したこともない。

 観てる途中から、
 「北欧にも横溝正史がいたんだ。」
 と納得してしまう。

 ところが、ラスト15分で完全に主人公が代わる。こんなシチュエーションは横溝作品にはない。
 フィンチャー監督。上ランク作品。
 『セブン』と構造は同じだが、生々しい血生臭さは、消されている。

 フィンチャー監督。肥った男に恨みを持ってる。
 両作品に共通する部分がある。ネタバレする。これ以上は・・・。

 主演女優ルーニー・マーラの演技で、多くの粗が上手く収まってる。

 

 ピカレスク レディ ムービーとでも言える。新しいジャンル。 

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2012年02月17日 21:07に投稿されたエントリーのページです。

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