原作と『セブン』を見直していくと、もっと楽しめるハズ。
単純に言えば、バイキング(北欧民族)の末裔一族がやらかした、『犬神家』物語。
ただ、バイキング末裔らの名前は覚えられなくて、往生する。発音したこともない。
観てる途中から、
「北欧にも横溝正史がいたんだ。」
と納得してしまう。
ところが、ラスト15分で完全に主人公が代わる。こんなシチュエーションは横溝作品にはない。
フィンチャー監督。上ランク作品。
『セブン』と構造は同じだが、生々しい血生臭さは、消されている。
フィンチャー監督。肥った男に恨みを持ってる。
両作品に共通する部分がある。ネタバレする。これ以上は・・・。
主演女優ルーニー・マーラの演技で、多くの粗が上手く収まってる。
ピカレスク レディ ムービーとでも言える。新しいジャンル。