『黄金の7人』ベースのスティールムービー(泥棒映画)。
スティール側に感情移入するように作成される。
製作費はアメリカ映画にしては低予算。そのうちの大部分がエディ・マーフィーのギャラ。
しかたがない、彼が出ることで、B級映画がAランク入りしている。でも結局B級なんだけど。
この程度の映画なら、アメリカ制作陣はいくらでも作れる。
☆1/2程度の中学生映画。
キャラクターの設定におおいに無理がある。
金庫を開けるキーパーソンに無理がある。
有名大学を出たキャリア組に無理がある。
プロの泥棒に無理がある。
大金を盗みだす方法に無理がある。
あらん限りの無理を納得させたときにスティールムービーは『ゲッタウェイ』クラスの映画になる。
たぶんあと20年は出来ない。
できれば、10年間で創ってほしい。まだ生きてる。