« 『真打共演』 | メイン | 魅惑の和柄 »

『ペント ハウス』

 『黄金の7人』ベースのスティールムービー(泥棒映画)。
 スティール側に感情移入するように作成される。

 製作費はアメリカ映画にしては低予算。そのうちの大部分がエディ・マーフィーのギャラ。
 しかたがない、彼が出ることで、B級映画がAランク入りしている。でも結局B級なんだけど。

 この程度の映画なら、アメリカ制作陣はいくらでも作れる。

 

 ☆1/2程度の中学生映画。

 
 キャラクターの設定におおいに無理がある。
 金庫を開けるキーパーソンに無理がある。
 有名大学を出たキャリア組に無理がある。
 プロの泥棒に無理がある。
 大金を盗みだす方法に無理がある。

 あらん限りの無理を納得させたときにスティールムービーは『ゲッタウェイ』クラスの映画になる。
 
 たぶんあと20年は出来ない。

 できれば、10年間で創ってほしい。まだ生きてる。

About

2012年02月05日 14:26に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「『真打共演』」です。

次の投稿は「魅惑の和柄」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.32