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『カウボーイvsエイリアン』

 この程度の映画では驚かない。

 『座頭市 破れ唐人拳』(座頭市と、カンフー)
 『戦国自衛隊』(戦国時代と、自衛隊)
 『レッドサン』(西部劇アランドロンと、髷の三船敏郎)
 物凄いコラボをたっぷり味わってる。

 もっと、無理があると思ってた。
 SFとして観るなら、別に無理はない。
 『2001年宇宙の旅』も地球外生命体と人類のコンタクト。しかも時空の広がりは、想像を軽く超える。

 この作品、想像以上に悪くもないが、想像を越える面白さもない。
 
  
 エイリアン映画として期待して行っても、楽しめる。
 『エイリアン2』をおさらいしていくと、とても楽しめる。
 ・エイリアン視点のカメラワーク
 ・エイリアンの第二口蓋。
 ・エイリアンの繭
 ・エイリアンの樹脂巣窟
 ・エイリアンの・・・
  もっとあるのだろうけど、初会で気がついたのはこの程度。

 気に入らない点がある。
 先住民の描き方。
 ジョンフォード的なのは仕方がない、所詮アングロサクソンの想像力はそんなもの。

 それ以外に、
 『白人以外は不可思議な能力を持っている。』=スピリチュアル的といったもの。
 『オーストラリア』での、先住民【アボリジニ】を、『ベスト・キッズ』でのモンゴロイドを見る、アレ。
 マイノリティーへの畏れ・・・、とは思えない。

 異質なものとして描いてる。これを【偏見】という。監督が未熟と言うこと。

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2011年11月03日 22:23に投稿されたエントリーのページです。

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