この程度の映画では驚かない。
『座頭市 破れ唐人拳』(座頭市と、カンフー)
『戦国自衛隊』(戦国時代と、自衛隊)
『レッドサン』(西部劇アランドロンと、髷の三船敏郎)
物凄いコラボをたっぷり味わってる。
もっと、無理があると思ってた。
SFとして観るなら、別に無理はない。
『2001年宇宙の旅』も地球外生命体と人類のコンタクト。しかも時空の広がりは、想像を軽く超える。
この作品、想像以上に悪くもないが、想像を越える面白さもない。
エイリアン映画として期待して行っても、楽しめる。
『エイリアン2』をおさらいしていくと、とても楽しめる。
・エイリアン視点のカメラワーク
・エイリアンの第二口蓋。
・エイリアンの繭
・エイリアンの樹脂巣窟
・エイリアンの・・・
もっとあるのだろうけど、初会で気がついたのはこの程度。
気に入らない点がある。
先住民の描き方。
ジョンフォード的なのは仕方がない、所詮アングロサクソンの想像力はそんなもの。
それ以外に、
『白人以外は不可思議な能力を持っている。』=スピリチュアル的といったもの。
『オーストラリア』での、先住民【アボリジニ】を、『ベスト・キッズ』でのモンゴロイドを見る、アレ。
マイノリティーへの畏れ・・・、とは思えない。
異質なものとして描いてる。これを【偏見】という。監督が未熟と言うこと。