« 『菊六 独演会』 | メイン | 『コンテイジョン』 »

博多座歌舞伎

 久しぶりに行った。博多座大歌舞伎。


 いろいろ話題があって、イロイロ意見があるようだけど、満足した。海老蔵。

 脇を、しっかり名優が固めていて、うろたえずに演ってた。

 福助。相変わらず、いい。
 お富を演らせたら、ピカイチ。
 「乙なことをお言いじゃないか。」って。ゾクッと来る。

 「しがねぇ、恋の情けが、仇。」
 
 経済的な余裕があれば何度でも聴きたいセリフ。


 分不相応な1階席で観た。声はかけた。我慢できるわけない。

 さすが、『連獅子』の時は3階席まで上がった。

 海老蔵と言い、菊六、正太郎といい、若者が台頭して来る時、オールドファンは悲しくも嬉しい。
 この複雑な心境を、次世代につなげていかなければ。

 ちゃんと伝えました。歌舞伎ビギナーに。
 そういう意味でも、今日の歌舞伎は【たいへんよくできました】。

About

2011年11月13日 17:36に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「『菊六 独演会』」です。

次の投稿は「『コンテイジョン』」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.32