長い間プロモートしてきて、いろんな興業やってきた、私がぶっ飛んだ。
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『古今亭菊六 独演会』
まぬけ泥 勘心
浮世床 菊六
お仲入り
しゃれ小町 まどか
子別れ 菊六
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『プロモーターは主観の域に入っちゃいけない』
というのは、この道やがて30年になるからわかっちゃいるけど、気が付いたら入り込んでた。
人の噺聴いて、始めて泣いた。
「こういう若手がいるんだ、」
そして、「落語の将来は明るい。」としみじみ思った。
今日のお客様、全員絶句。
こういう若者が出てくるんだよね、プロは。
理屈は要らない。プロとアマの垣根は越えられない。
三千世界の天狗連(アマチュア連)を、死屍累々と、構築する32歳の若者がいる。
それが古典の筋力。とにかく凄い。