映画ジャンルの好みは、完全にパーソナル。他人がどうこう言う問題ではない。
映画の好みは、25歳までにどんな作品と出会ったかで決まる。
SF映画ファンは、今現在50歳~65歳内に多くが集中している。
何故なら、50歳~65歳の世代が、18~25歳の頃、傑作SF映画が集まっている。
『猿の惑星』 『2001年宇宙の旅』 『スターウォーズ』 『ブレードランナー』 『エイリアン』。
ちょっとずれて『バックトゥザフューチャー』『ターミネーター』が入る。
屈指のSF映画を毎年毎年見せられた、多感な若者が発情しないわけがない。
高校生の頃、同じ年に『猿の惑星』と『2001年宇宙の旅』があった。とんでもない時代だった。
高校生の多くが、この2本にに感化された。
振り返ると、いい時代に高校時代を送ってたと思う。
その頃 『オーメン』 『ブリット』 『ダーティハリー』 『エクソシスト』 『フレンチコネクション』 『ローズマリーの赤ちゃん』 『ゴッド・ファーザー』 『トラ!トラ!トラ!』 『卒業』 『夜の大捜査線』 もかかってた。
あまりの名画続出に、恐れおののく。
そんな映画百花繚乱時代、やっぱり、SF映画に一番胸が躍った。
『猿の惑星』のラストにまさに感動した。
それ以来感動してない。死ぬまでに、感動・・・あるかなぁ。