番組
『二人癖』 (ネタおろし) 楽狐
『しゃれ小町』(ネタおろし) まどか
『火焔太鼓』 勘朝
お仲入り
『営業一課の高田君』
(ネタおろし) つき姫
『品川心中』 勘朝
新ネタ3席と勘朝持ちネタ2席。無事終了。
お客さまも、会を追うごとに増えつつある。
楽狐、まどか、つき姫ともに自分の領域で、きちんと仕上げている。
もちろん修正点はそれぞれあるけど、着実に深化させてきている。
楽狐:関学仕込みの力は十分。声量が戻れば敵なし。若いころの財産が山ほどある。楽狐の加入で勘タンの穴を十分に埋めた。
まどか:若さがうらやましい。何度でも失敗できる。失敗が糧になる。難関『しゃれ小町』必ずもっと進化させてくる。落語のレベルも上がって来た。その辺の学生レベルじゃない。
つき姫:マイクに乗せる声ではなくなった。キャスター時代の癖がとれてきて聴きやすくなってきた。練りこむために、あちこちでライブでもまれるといい。愛嬌がある。NO1の条件(笑)。
内浜落語会の組織全体として、ただならぬ財産が増えつつあるのが実感できる。
出演依頼が複数かかってきても、依頼に応えられる。びくともしない。
会全体でのネタの総数はどれくらいあるのだろう。150回の時からまた増えている。
さて、自己評価。
『品川心中』。最後ギリギリで声のストックが切れそうになった。『火焔太鼓』で飛ばしすぎた。たった2席で声がかれるとは情けない。まだまだ稽古が足りないということ。
『ねずみ』 『居残り佐平次』を上げたら、新ネタにかかるか。まだ『鰍沢』『木乃伊取り』も取り戻さなければならない。落語は難しい。やってもやっても納得しない。
【上方4人組】も【女子落語3人娘】、【中堅層】もそれぞれ特色あるカラーを出している。
増えつつあるお客様に、満足していただけるには、稽古するしかない。走り続けるだけ。
ゴールが見えないところが怖い。
やってもやっても満足しない。
落語にハマるとは、こういうこと。
『GOGO!勘朝3』は3月。すぐ来る。満足するまで稽古し続けるだけ。