中学の教科書にも載っている『安全への逃避』という写真で、ピューリッツア賞を獲った、戦場カメラマン沢田教一の生涯を追ったドキュメンタリー映画。
ドキュメンタリー映画は好みではないが、『SAWADA』には訴えてくるものがある。
沢田関係者、奥さん同僚を含め40人以上からの証言を収めている。
一番グッとくる証言は『安全への逃避』に写された複数少女の発言。
沢田が、ただ戦争の非人間的な写真だけを獲ってたのではないということがわかる。
ジャーナリストと、情報販売業マスコミの違いがよくわかる映画。